佐藤豊孝 Toyotaka Sato, DVM, Ph.D.

研究テーマ : 

    - 薬剤耐性菌(主にフルオロキノロン耐性大腸菌)の分子疫学解析および耐性機構の解析

    - 多剤耐性菌の制御に向けた新たな治療戦略(vivoEF阻害剤)の確立に関する研究

    - 伴侶動物由来耐性菌の人に与える健康危害のリスク評価

 - 多剤耐性菌への最終選択薬であるコリスチン・チゲサイクリン耐性に関わる分子生物学的解析

 

研究活動と展望 :

     各種細菌感染症治療において多剤耐性菌の問題は日本のみならす世界中で深刻な問題である。既存抗菌薬が与える多剤耐性化への影響評価や耐性化機構の解析、多剤耐性菌への最終手段であるコリスチンやチゲサイクリンなどの耐性化に関する分子疫学的解析を行っている。また、これまでの既存法にとらわれない新たなアプローチによる多剤耐性菌の出現・増加の制御に関する研究を行っている。

 さらに、昨今のOne Health Approachによる薬剤耐性菌対策からも重要視されている、伴侶動物由来耐性菌の人に与える健康危害のリスク評価の検討を行っている。

 

活動内容:

2020年2月25日

- 修士課程を修了した鈴木君の論文がInt J Antimicrob Agentsに受理されました。

  おめでとうございます!

 

2020年2月19日

-   第93回日本細菌学会総会にてポスター発表を行いました。

 Emergence of vanD5-harboring vancomycin and teicoplanin-resistant Enterococcus faecium via ISEmf1 insertion element and horizontal  

    large genomic transfer

 

2020年2月17日

-  博士課程を修了された本田先生の論文がユサコ株式会社の日本人論文詳細にて紹介されました。 

 

2020年2月14日

-  研究内容が北海道医療新聞に掲載されました。

 「新スクリーニング法研究 -耐性菌生まない抗菌薬開発へ-」

 

2020年1月3日

-   研究内容がNHKにて放送されました。

 生体内菌発育必須因子(in vivo bacterial Essential Factor, vivoEF)に注目したvivoEF阻害剤の開発に関する研究内容です。

   

2019年12月16日

- 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)令和元年度 「創薬基盤推進研究事業」に採択されました。

   研究課題名:

「従来の抗菌薬開発法にとらわれない、新たな細菌感染症治療薬のスクリーニングに関する研究開発」

 

2019年12月05日 

-国内で初めての薬剤耐性菌による死亡者数の調査結果が国立国際医療研究センターから公表されました。

 メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)とフルオロキノロン耐性大腸菌による菌血症で年間約8,000人の死亡者数(推定)になります。

 

2019年12月02日 

- 共同研究者の臼井先生(酪農学園大学獣医食品衛生学教室)の論文がAnaerobeに受理されました。

  おめでとうございます!

 

2019年11月28日 

-  本田先生の論文がAntimicrobial Agents and Chemotherapyに受理されました。

   おめでとうございます!

 

2019年11月16日

- 第48回薬剤耐性菌研究会にて演題発表を行いました。

 「コリスチン耐性の付与が及ぼす大腸菌の病原性変化」

 

2019年10月18日

- 第68回日本感染症学会東日本地方会学術集会・第66回日本化学療法学会東日本支部総会合同学会 (仙台国際センター)

  シンポジウム「院内感染 病院から病院外へ 病院外から病院へ」にて

「伴侶動物領域におけるESBL産生菌の現状」の演題発表を行いました。

 

2019年10月11日

- BioJapan2019 (パシフィコ横浜)にて

感染部位特異的細菌感染症治療法の確立に向けたvivoEF阻害剤の検索」についてプレゼンテーションを行いました。